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ドーパミン過剰分泌とセロトニン減少の影響

何かとストレスが多い日常生活。
実は、ドーパミンの分泌は、ストレスを感じれば感じるほど盛んになります。

ドーパミンは、食欲をつかさどる「摂食中枢」の働きを促進し、ストレスによる過食の原因をもたらすこともあります。

ドーパミンの分泌量が増えると、平常心をもたらす神経伝達物質であるセロトニンが減少します。

セロトニンには、ストレスに対抗する心を作り、頭のさえた、冷静な状態を保つという役割があります。
セロトニンは糖分を材料にして作られるので、セロトニンが減少すると脳や体は糖分を欲します。
疲れたときに甘いものを食べると良い、と言われているのはこういった理由からです。

つまり、ストレスを受けると、ドーパミンによって「食べたい」という欲求が沸き、セロトニンの減少によって糖分を求めてしまうため、結果的に太ってしまいます。
太らないためにカロリーの低いものを摂取しようと頭で考えても、糖分を求めている体をコントロールするのは困難です。

したがって、 糖分を摂取する以外の方法でセロトニンを増やすには、心身ともにリラックスすることが重要なのですね。

また、喜んだり、何かに感動したり、楽しんだりすることもセロトニンの分泌を促進します。
このように、セロトニンは心の状態と大変関係の深いホルモンなのです。

セロトニンの減少が原因で起こる疾病や症状には、うつ病、パニック障害、強迫性障害、片頭痛、慢性疼痛、睡眠障害、摂食障害などがあります。
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